「足、洗ったの?」 って言われても そこまでのものではないのだよ、きみ。 ただ、悪ぶったやつらのなかにまぎれこんで 悪ぶったことをして、それなりに楽しんでいただけさ。 今は、この通り。 髪だって、顔だって、カッコだって、言葉だって逆戻りしたのだ。黒とややスッピンとライトオンとモゴモゴなのだ。 親だって、親友だって、お付き合いしていた人だって、気づいているさ。 じしょうをじしょうした日々も過去のこと。 身体は乱暴に扱っても味方。手伝ってくれるんだ。治ったのさ。腕の傷も真ん中の傷も、きれいに。 でも、ときどき掻いて滲むからばんそこ。 ねえ、ねえ、 そんなボクの姿をごらんになっても、足の汚れ具合を訊いてしまうのかい? ときどき、ボクを過去の姿のまま見ようとして、あわれむようになるやつもいるけど、 たぶん目の病気を持っているのだと思う。 ふつうじゃないか、どう見ても。 2.0あるきみなら、わかるはずだろう? だから、ボクは言ったのさ。 悟ってくれるもんだと思って。 「いや、」